テクノロジーの爆発的な進化は、人の暮らしや働き方をこれまでとは全く異なるものへと変えようとしており、これまで営々と築き上げてきたビジネスモデルさえ根底から覆されかねません。例外なくおよそすべての企業は、21世紀の天然資源ともいわれるデータから素早く洞察を引き出し、ビジネスの価値を生み出していくことが求められていくでしょう。

もとより、企業の情報システム部門は、全社的な視点からデータを整え、経営やユーザー部門の活用を促してきましたが、データから価値を素早く引き出すことが競争力の源泉になりつつあり、また、製品やサービスにもITが組み込まれようとする中、さらに一歩も二歩も踏み込んだ取り組みが情報システム部門には求められています。

しかし、その一方で企業には膨大な既存の情報システムがあり、それらを安定稼働させ、次世代にも引き継ぎ、さらに生かしていくという課題もあります。

ITmedia Executive Power Dining では、情報システム部門を牽引役とし、ITを活用したビジネスの変革、すなわち「デジタル変革」への取り組みを本格化させる富士フイルムの柴田IT企画部長をゲストにお招きし「スリム&ストロング」の取り組みについて議論を進めていきます。

特別ゲストプロフィール

富士フイルムホールディングス株式会社 経営企画部
IT企画部長
柴田 英樹 氏
入社以来、基幹系システム、プライベートクラウド、情報セキュリティなど社内情報システムのICT戦略策定・企画・開発・運用に従事し、現在は全IT領域を統括。近年、グローバルでのパブリッククラウド活用を推進するとともに、スマートデバイスやビッグデータの活用の基盤を整備し、デジタル変革やワークスタイル変革に寄与する活動にも従事。

対象者

経営層/CEO/CIO/事業部門長/経営企画部長/情報システム部門長

※協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方のお申込みはお断りすることがございます。
※お申込み多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

プログラム

18:00~18:30
受付
開会挨拶/自己紹介18:30~18:45
開会挨拶/自己紹介

基調講演18:45~19:15
デジタル変革の加速にチャレンジする富士フイルム

かつてデジタル化によって主力事業の市場が劇的に縮小し、大きな危機に見舞われた富士フイルムですが、それを逆手に取ったかのような大胆な事業構造の改革によって再び成長軌道に回帰しています。継続的なイノベーションによってさらに成長を加速すべく、同社では、情報システム部門を牽引役とし、ITを活用したビジネスの変革、すなわち「デジタル変革」への取り組みを本格化させています。従来型のシステム構築と運用ではなく、ITがもたらす「価値」の提供、そして、業務の自動化という「成果」にこだわり、全社的な「スリム&ストロング活動」の下、徹底した効率化と重点化を進め、情報システム部門自身の変革にもチャレンジしています。

柴田 英樹 氏

富士フイルムホールディングス株式会社
経営企画部
IT企画部長

ディスカッション19:15~20:10

ゲスト:

柴田 英樹 氏

富士フイルムホールディングス株式会社
経営企画部 IT企画部長

モデレーター:

浅井 英二

アイティメディア株式会社
エグゼクティブエディター

セッション20:10~20:30
DXに実現に向けた情シス部門の将来像

「デジタルトランスフォーメーション(DX)」によって、新たなビジネス価値を生み出す動きが加速しています。しかしながら、自らの企業でDXを実施するイメージが湧かないという声もよく聞きます。様々な企業が、DXを実現するためには、ITに携わっているスペシャリストの方たちが中心になり、牽引していくことが必要不可欠です。実現するための課題に対する解決策を紐解くと共に、情シス部門の将来像をお伝えします。

※ 講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。
※ タイムテーブルは、予告なく変更させていただく場合がございます。