「物流2024年問題」実態調査:請求業務の電子化がなぜ今必要なのか?

ドライバーの時間外労働に上限を設ける「物流2024年問題」により、現場だけでなくバックオフィスにおいても、効率化が強く求められるようになった物流業界。ここでは請求業務に焦点を当て、調査結果を基に現状や電子化の必要性を解説する。

市場調査・トレンドキヤノンマーケティングジャパン株式会社

コンテンツ情報

公開日
2025/8/22
フォーマット
PDF
ページ数
14ページ
ファイルサイズ
1.23MB

要約

  トラックドライバーの時間外労働に上限を設ける「物流2024年問題」により、人手不足が深刻な物流業界では、業務の見直しが急速に進んでいる。これは現場だけではなく、バックオフィスにも及んでいる問題だ。ある調査によれば、物流業界における経理部門の課題として最も多く挙げられたのが「月末月初などのピーク時の請求業務における恒常的な残業発生」という回答で、実に32.7%に上った。

 また、請求書発行業務において最も時間がかかる作業として、約半数が「データ照合・確認」と回答している他、「入力・転記・計算ミス」によってやり直しや手戻りが発生しているという声も多く、手作業・紙中心の請求書発行業務に課題を感じている企業が多いという実態が明らかとなった。

 この現状を打破する方法としては、請求書業務の電子化が考えられるが、過去に導入を検討したものの、さまざまな理由から断念した企業も多いという。本資料では、同調査の結果を詳しく解説するとともに、請求書の電子化をサポートする配信サービスを紹介する。課題解決に向けた第一歩を踏み出すためのヒントとして、ぜひ活用してほしい。