DXトレンドが加速し、ビジネスへの寄与が一層強く求められているIT部門。マルチクラウドも浸透しインフラが複雑化する中、高速で堅牢なネットワークを構築・運用するネットワークエンジニアの重要性はますます高まっています。

そんな中、単なるインフラ運用の枠を越えて、「ビジネスに直接的なインパクトをもたらすため」に求められるのが、SDN、SD-WAN、ネットワーク仮想化などのネットワークのテクノロジーです。
本セミナーではVMware NSXを主題材とし、これからのネットワークエンジニアが持つべきテクノロジーの知見を徹底解説。その技術的な可能性も深堀りします。

Guest Speaker

IDC Japan 株式会社
コミュニケーションズ グループマネージャー
草野 賢一 氏

国内ルーター、イーサネットスイッチ、無線LAN機器、ADC(アプリケーションデリバリーコントローラー)、SDN、NFVなど国内ネットワーク機器市場の調査を担当。ベンダー調査に加え、ユーザー調査やチャネル調査にも携わり、それらの調査結果をベースに、国内ネットワーク機器市場の動向を検証、市場動向の分析および予測を提供する他、様々なカスタム調査を実施している。
IDC Japan入社前は、エンジニアとしてユーザー企業のネットワークの設計、構築を担当。商品企画にも携わる。

対象者

ユーザー企業・団体でネットワークの方針策定をする立場の方、ネットワークアーキテクト、ネットワーク技術者

※協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方、SIerのお申込みはお断りすることがございます。
※お申込み多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

プログラム

13:00~13:30
受付
セッション113:30~14:30
ニーズに即応できるインフラの仕組みとは? エンジニアの役割とは?~DX時代、ネットワークエンジニアは何をすべきか~

価値提供の「スピード」と「快適性・安定性」がビジネス最大の差別化要素となっている今、サービスを支えるインフラ側にもそれなりの仕組みが求められる。クラウドの核となる「自動化」はその大きなカギとなるものだが、ネットワークは従来型運用のまま取り残されてきた傾向が強い。

では刻々と移り変わるビジネスニーズに即応するために、プライベートクラウド、マルチクラウドも不可欠になりつつある中で、運用のキモとなるネットワークの仕組みはどのように変革されるべきなのか。

またサーバ管理者との境界線もあいまいになる中で、ネットワークエンジニアが目指すべき方向性とは何か。

編集部がネットワークのプロフェッショナルへのインタビューを通じて、今目指すべきネットワーキングの方向性を示唆する。

草野 賢一 氏

IDC Japan 株式会社
コミュニケーションズ グループマネージャー

三木 泉

@IT エグゼクティブエディター

セッション214:30~14:50
Virtual Cloud Network
~ソフトウェアで実現するこれからのネットワークの姿~

これからはソフトウェア ベースのネットワークの時代です。VMware NSX のテクノロジーを基盤とする Virtual Cloud Network は、データセンターからクラウド、エッジまでを包括するソフトウェア レイヤーで、セキュリティとネットワークの単一のアーキテクチャを提供します。本セッションでは、ソフトウェア ベースのネットワークで実現する、エンドツーエンドの接続性とリアルタイム データ保護のためのインテリジェンスについて解説します。

進藤 資訓 氏

ヴイエムウェア株式会社
CTO, North Asia

セッション314:50~15:20
マルチクラウド時代のネットワークとセキュリティ

マルチクラウド時代に求められるのは、ネットワークとセキュリティを基盤となる物理インフラストラクチャから抽象化して、全体をソフトウェア化することです。これにより、ネットワークの俊敏性を高め自動化を進めることができるようになります。本セッションでは、VMware NSX によるワークロードを問わない接続性と保護、そしてクロスクラウド ネットワークとコンテナ ネットワークの効率化について解説します。

濤川 慎一 氏

ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部
ネットワーク&セキュリティ技術部
リードシステムズエンジニア

休憩15:20~15:30
セッション415:30~16:00
アプリケーション保護の最新情報

アプリケーションとデータは、複数のクラウドにまたがることが一般的になりつつあります。DevOps やコンテナなどの新しいテクノロジーの導入によって、ネットワークとセキュリティのインフラストラクチャに対する要求は増加の一途ですが、従来のソリューションでは対応が難しいのが現状です。 本セッションでは、マイクロセグメンテーションやアプリケーションレベルのセキュリティ、さらには最新の振る舞い検知型のセキュリティを利用することで、セキュリティをネットワークの本質的な要素とする、アプリケーションとデータの保護について解説します。

金巻 賢二郎 氏

ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部
ネットワーク&セキュリティ技術部
システムズエンジニア

セッション516:00~16:30
マルチクラウドの接続性

サーバ仮想化で実現した仮想化によるベネフィットをネットワークとセキュリティの世界にも持ち込むことが可能となります。本セッションでは、マルチクラウドにおけるネットワークとセキュリティの仮想化に関して、データセンターの拡張、ワークロードの可搬性、ディザスタ回避とディザスタ リカバリの3 つのユースケースを詳しく解説します。

髙田 和美 氏

ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部
スタッフ システムズエンジニア

セッション616:30~17:00
Cisco インフラストラクチャへの NSX Data Center の導入

VMware NSX Data Center は、スイッチ ファブリックの種類を問わず導入できることが実証されています。お客様の要望に応えるため、VMware では、Cisco スイッチ ファブリックへの NSX Data Center プラットフォームの導入に関するアーキテクチャ ガイドを作成しました。本セッションでは、Cisco 社製スイッチをアンダーレイとして Software-Defined Data Center(SDDC)を実装する際のベスト プラクティスを解説します。

大平 伸一 氏

ヴイエムウェア株式会社
ソリューションビジネス本部
ネットワーク&セキュリティ技術部
部長

※ 登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。