サイバーセキュリティ対策の難しさは、次々と新たな手法が攻撃者によって編み出されているところにあります。近年、「ファイルレス」と呼ばれる攻撃が増えてきているのはその一例です。エンドポイントにおける古典的なアンチウイルス製品は、ファイルスキャンによって検出・駆除するため、これを回避する手段として繰り出されてきています。

守る側の企業はどうしても後手を踏み、セキュリティ対策も場当たり的にならざるを得ません。一方、クラウド活用やIoTの導入も広がっており、もはや自社のリソースだけでは技術的にもコスト的にも難しくなっているのが実情です。

第48回 ITmedia エグゼクティブセミナーでは、サイバーセキュリティのプロフェッショナルが提供するマネージドセキュリティサービスを上手く活用することで、クラウド環境も含めた、サイバーセキュリティ対策の強化を実現している企業をお招きし、そのあるべき姿について議論していきます。

Guest Speakers

京王電鉄株式会社 経営統括本部 デジタル戦略推進部長 感性AI株式会社 代表取締役社長 CEO 株式会社京王ITソリューションズ 取締役 虻川 勝彦 氏 京王電鉄入社後、情報システム部、経営企画部等に在籍し、京王グループのIT戦略策定や各種システム構築、通信事業会社の立上げ等を手がける。2012年、京王電鉄バスに出向し、クラウド化などICTを活用した業務改革を推進。2017年、京王電鉄に復職し、IT管理部長(現:デジタル戦略推進部長)を務める。同年、兼務で京王ITソリューションズ取締役、京王パスポートクラブ取締役に就任。2018年、感性AIを設立し代表取締役社長就任。現在E-JAWS会長も務める。
 

株式会社ラック 代表取締役社長 西本 逸郎 氏 1986年 (旧)株式会社ラック入社。2007年 同社 執行役員。2013年 同社 取締役CTO。プログラマとして数多くの情報通信技術システムの開発や企画を担当。2014年 同社 研究機関 サイバー・グリッド・ジャパンGM。2000年より、情報通信技術のさらなる利活用を支えるため、サイバーセキュリティ分野にて新たな脅威への研究や対策に邁進。サイバーセキュリティ対策の観点で、官庁、大学、その他公益法人、企業、各種イベントやセミナーなどでの講演や新聞・雑誌などへの寄稿、テレビやラジオなどでコメントなど多数実施。

対象者

一般事業会社および官公庁団体における、経営層/CEO/CIO/事業部門長・課長/経営企画部長・課長/情報システム部門長・課長など

プログラム

13:00~13:10
開会挨拶
開会挨拶

13:10~14:00
基調講演
京王グループに学ぶ ゼロからのサイバーセキュリティ改革

運輸、流通、不動産、レジャー・サービス業など5事業56社から成る京王グループ。その中核を成す京王電鉄は、グループ横断的なセキュリティ対策に取り組んでいます。激化するセキュリティの脅威に、セキュリティの専門家が不足する状況の中で「京王SIRT」としてどのようにセキュリティ対策に取り組んでいるのか。さまざまなグループ会社を抱えるがゆえのセキュリティ課題もつきることはありません。現場での専用機器が汎用OS化されていくものも多く、セキュリティ意識のアップデートも求められています。こうしたセキュリティの課題に、京王電鉄はグループの中核企業としてどのように対応していこうとしているのでしょうか。京王電鉄経営統括本部でIT部門長を務める虻川勝彦氏にお聞きします。

京王電鉄株式会社 経営統括本部 デジタル戦略推進部長
感性AI株式会社 代表取締役社長 CEO
株式会社京王ITソリューションズ 取締役
虻川 勝彦 氏

14:00~14:40
セッション1
EDRでよくある運用上の課題を解決する、
安心お任せの運用サービスとは?

EDRが普及するにつれ、運用上の課題が見えてきています。その課題を解決する方法とは何なのか。EDRを10年以上提供し続けているカーボン・ブラックのソリューションを実例に、専門的な知識がなくともEDRをフル活用できる運用サービスについてご紹介します。自社でEDRを使いこなすリソースが足りないと思われている方、必見です。

カーボン・ブラック・ジャパン株式会社
営業本部 本部長
伊藤 俊明 氏

株式会社デジタルハーツ
セキュリティ事業部 プロフェッショナルグループ
大芝 大 氏

14:40~14:50 ~休憩~
14:50~15:30
セッション2
SIベンダから見たセキュリティ現場の2019年
そしてこれから必要なこと

セキュリティの現場では日々新しい脅威、技術が生まれています。本講演では15年以上に渡り、セキュリティのSI、製品開発、人材育成に関わっている専門家が、お客様のリアルを知るSIベンダの立場から、2019年前半のセキュリティ現場を振り返りますそし てその中から見えてくる本当に必要なことをお伝えします

NECソリューションイノベータ株式会社
セキュリティ事業推進本部 プロフェッショナル
中村 真一 氏

15:30~16:10
セッション3
EDRで迎え撃つ!マルチクラウド環境で必要なエンドポイント対策と活用事例

昨今、テレワークの推進や利便性を追い求める中でマルチクラウド環境を前提とした将来像を描く企業も増えてきました。セキュリティ対策においても境界防御モデルからゼロトラストモデルへの変革を求められています。ゼロトラストにおいて、最も効果的な対策の一つは資産を内包するエンドポイントセキュリティです。
本セッションでは、EDRを活用した、これからのマネージドサービスのあり方と、その導入がもたらすベネフィットについて事例を元にご紹介します。

CrowdStrike Japan株式会社
ジャパン・カントリー・マネージャー
河合 哲也 氏

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
MDRサービス推進部 上級セキュリティコンサルタント
中田 将之 氏

16:10~16:20 ~コーヒーブレイク~
16:20~17:00
セッション4
リアルタイム脆弱性診断と攻撃予知サービスで自社資産を守る!

いわゆる「標的型攻撃」によるセキュリティ・インシデントは日々増加しており、ビジネスにおける実被害もますます深刻な状況である反面、企業におけるセキュリティ対応は後手後手になっています。
本セッションでは、東京エレクトロンデバイスが提供する「先手のセキュリティ対策」をご紹介します。

東京エレクトロンデバイス株式会社
CN BU CNビジネス開発室 室長
漢那 憲昭 氏

17:00~17:50
特別講演
働き方改革とサイバーセキュリティ
~投資としてのセキュリティ対策の考え方~

働き方改革が叫ばれて久しい。実施理由は色々あるが特に重要なのは従業員体験(Employee Experience:EX)の向上による働きがいの充実だろう。そこを支えるセキュリティ対策の観点は経営者には分かりやすいアプローチである。様々な脅威から守ることに対してピンと来ない組織が多い中、北風をいくら吹かせても動くことはない。むしろセキュリティ対策が費用削減と働きがい充実のための投資であると理解して頂いた方が良いかもしれない。昨今の巧妙化・多様化するサイバー攻撃の実態を踏まえながら解説します。

株式会社ラック
代表取締役社長
西本 逸郎 氏

※ 登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。