DXトレンドが進展し、ビジネスは「テクノロジーを使って価値を生み出す力」と、競合に先駆けてニーズに応える「スピード」の勝負になっています。Web、モバイルがおよそ全てのビジネスコミュニケーション手段となった今、全ての企業が「テクノロジー企業」への変革を迫られているのです。
このトレンドに、多くの経営層が危機感を抱いています。最大の理由は「ディスラプション」です。テクノロジーを使いこなす企業が、規模や業種の壁を越えて市場を席捲し、既存の業界構造を破壊してしまう例は、Uber、Airbnbにはじまり、近年は枚挙にいとまがありません。しかし、実は“ディスラプション以上に危機感を抱くべき”でありながら、多くの経営層が気付けていない“重大なリスク”があることを、ご存知でしょうか?――
「契約」です。およそ全てのビジネスをITが支え、多様なIT資産を組み合わせて使うことが当たり前の今、自社の「ビジネス」「信頼」は、ソフトウェア、クラウドサービスなどのライセンス上に立脚しています。そしてDXとは経営環境変化に応じて、多様なIT資産を柔軟に調達・廃棄、活用し、組み合わせること――すなわち「変動する契約状況」という「信頼が揺らぐリスク」と、常に背中合わせの状態で推進しなければならないのです。攻めの意味でも守りの意味でも、ITがブラックボックスのままでは済まされない、主体的に管理・活用しなければ立ち行かない時代が到来しているのです。
さて、あなたはいかがでしょう? 今のシステム構成を答えられますか? 契約状況を答えられますか? 管理しているのはどの部門の誰か即答できますか? どちらも答えられなければ、本セミナーにご参加ください。経営層が確認すべき「DXに乗り出す大前提」と、経営貢献などという言葉でごまかさない「IT部門がなすべき役割」をお教えします。
Guest Speakers
日本たばこ産業株式会社 IT部 CIO グローバルオフィス担当部長 引地 久之 氏 1980年デジタル・イクイップメント入社、物流、業務、営業支援、情報システムを経験後、1984年にコンパックコンピュータ入社、情報システム部責任者、ERP導入からタンデム、デジタル・イクイップメント統合に関わり、アジアパシフィックサポート責任者兼務。 その後ヒューレッドパッカード合併に関わり、グローバルデータセンター統合と統合後の責任者を務め、2009年、日本たばこ産業株式会社IT部長として着任、現職。
ウチダスペクトラム株式会社
バリューサービスグループ
取締役 常務執行役員
岡田 恭介 氏
一般社団法人日本ベンダーマネジメント協会 理事 武内 烈 氏
対象者
大規模な一般事業会社および官公庁団体における、経営層/CEO/CIO/事業部門長・課長/経営企画部長/情報システム部門長 など
※ 協賛企業の競合企業にお勤めの方、対象の役職以外の方、個人の方のお申し込みは、お断りすることがございます。
※ IT関連企業の方のお申し込みは、お断りさせていただく場合がございます。
※ 申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
プログラム
14:00~14:50 基調講演 |
DX時代、「攻め」と「守り」を支えるITガバナンスのポイントDX時代、ビジネス価値を高める上で、ソフトウェアやクラウドサービスを主体的かつ迅速に調達、管理し、組み合わせることが不可欠となっています。しかしビジネスである以上、契約を含めた社会的信頼も確実に担保しなければなりません。ではITを主体的かつ安全に使いこなす上では何が要点となるのでしょうか?――日本たばこ産業の引地久之氏に、「価値を高めるIT」に向けた考え方と「ITガバナンスのポイント」をお話しいただきます。 日本たばこ産業株式会社 |
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14:50~15:30 セッション1 |
DX時代の契約管理とベンダーマネージメントの実践事例DX時代のエコシステム高度活用には、VMOによるベンダーマネジメントの実践が必須で、IT部の旧態依然としたケイパビリティでの対応は限界を迎えている。VMOのリソース不足を内製とアウトソースのハイブリッドに再編する企業が急増しており、その先進事例を解説する。 ウチダスペクトラム株式会社 |
15:30~15:40 | ~コーヒーブレイク~ |
15:40~16:20 セッション2 |
VMOとベンダーマネージャの役割と責任の設計エコシステムを運用し、デジタルビジネスを成功に導くためには、パートナー戦略やパートナーコントロールのためのベンダーマネジメントのケイパビリティが不可欠となる。明確な役割と責任の定義により機能するVMOとベンダーマネージャに求められるケイパビリティを詳しく解説する。 一般社団法人日本ベンダーマネジメント協会 |
16:20~17:20 パネルディスカッション |
DX時代、なぜベンダーマネジメントオフィス(VMO)が重要なのか?
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※ 登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。