DXトレンドが進展し、「ビジネス展開のスピード」が最大の差別化要素となって久しい。これに伴い、システム運用にも一層の効率性と確実性が求められている。特に近年はスピードとコスト効率を両立するために、ハイブリッド環境を構築したり、AIを使ったITサービスをクラウド上で開発・提供したりと、新たな取り組みに乗り出す企業も増えている。そんな各種メディアで喧伝される事例を見て、「ウチもクラウドを」「ウチもAIを」といった考えを持つ経営層も少なくないようだ。

だが、どうだろう? あなたの周囲にそうした企業は一体どれだけあるだろうか? そう、華々しい事例はごく一部。大半の企業はクラウド以前に、物理・仮想が混在した複雑な環境の運用管理に、限られた人数、限られたコストで、日々厳しい戦いを強いられているのが現実なのだ――

本セミナーでは、「DXという言葉」の前にかすみがちな「運用管理のリアル」にフォーカス。複雑化/大規模化したインフラでも、「限られたリソースで安定運用」し、「大幅にコスト削減」し、明日からでも経営層を認めさせる秘訣を伝授。そしてオンプレミスでこれらを実現して初めて見えてくるハイブリッドインフラ活用、さらにはDX実践までの“本当の道筋”を明確化。バズワードに惑わされない“地に足の着いた運用管理セミナー”、@ITが反省と共にお届けします。

Guest Speakers

【基調講演】 運用設計ラボ合同会社 シニアアーキテクト 波田野 裕一 氏

【特別講演】 サッポロホールディングス株式会社 IT統括部 シニア イノベーション エキスパート 駒澤 正樹 氏

【特別講演】 サッポロホールディングス株式会社 IT統括部 デジタル推進グループ サッポロビール株式会社 マーケティング開発部 マネージャー 松岡 広子 氏

対象者

経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定をする立場の方、企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者、SIer など

プログラム

13:00~13:05
開会挨拶
開会挨拶
13:05~13:55
基調講演
これからの「運用管理」の話をしよう――新しい時代に求められるスタンス/スキル/戦略

「ビジネス展開に追従できる一層のスピードと柔軟性」がITインフラに求められ続けている中、多くの企業では物理と仮想が混在した複雑なインフラの運用管理に多大な工数を奪われています。しかし、DX推進トレンドに伴い「ウチもクラウドを」「もっとコスト削減を」といった経営層や事業部門からの“身勝手にも感じる要請”は年々厳しくなる一方。ただでさえリソースが足りず、安定運用を担保するだけでも手一杯な中、一体どうすれば「ビジネス貢献」などできるのでしょうか。本講演では、ハイブリッド環境に乗り出す企業も増えつつある今、「いますぐできること」「やるべきこと」を見据えた運用管理の改善法を伝授。社内で評価される運用管理者になるためのポイントとロードマップを解説します。

運用設計ラボ合同会社
シニアアーキテクト
波田野 裕一 氏

13:55~14:35
セッション1
IT Operations Leaderの戦略

オンプレ/パブリッククラウドのハイブリッドや、クラウドネイティブな環境で構成される現在のシステム運用の現場において、システム運用担当者およびリーダーはさまざまな課題に直面します。本セッションではそのような皆さまに対して、ビジネス視点でのITインフラ運用と安定的なシステム運用に必要な考え方をお伝えします。

アイビーシー株式会社
プロダクト&サービス統括部 統括部長
橋本 和也 氏

14:35~14:45 ~休憩~
14:45~15:25
セッション2
継続的に改善するITサービスマネジメントとマルチクラウド管理

ITIL®4やVeriSM™でうたわれているように、ITサービスマネジメントは、更なる柔軟性とスピードが求められます。システム運用の目指すところは、属人的要素の排除と、継続的な改善です。また、マルチクラウドが本格化していますが、運用が追い付いていません。オンプレとの統合管理や、コンテナ、サーバレス管理についてもご紹介します。

株式会社野村総合研究所
クラウド運用ソリューション事業部 副主任
輪湖 謙太 氏

15:25~16:05
セッション3
レガシーを有効活用しながらDX を実現する運用の秘訣

経済産業省は2018年9月7日に公表した「DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」いわゆる「2025年の崖」問題で2025年までにシステム刷新を集中的に推進すべきと訴えました。 しかしIT人材が不足し、レガシーシステムの維持管理費にIT予算の9割が割かれている現状ではその刷新だけで2025年を迎えてしまい、5GやAIなどの新技術に追いつけない可能性があります。 本セミナーではレガシーシステムを有効活用しながら、同時にDXを実現する運用の秘訣をご紹介します。

株式会社フィックスポイント
代表取締役
三角 正樹 氏

16:05~16:15 ~コーヒーブレイク~
16:15~16:55
セッション4
DX時代に求められる運用管理!
複雑化するシステム環境をログでどう支えるのか

DX全盛期を迎えている昨今、クラウド、仮想化、AI、IoTとさまざまなテクノロジーの発展により、システム環境は複雑化の一途をたどっています。このような環境下における運用管理の効率化は、いかにして行えるのでしょうか。各システムから必ず出力されるログに焦点を当てて、運用管理における考察をお話しします。

インフォサイエンス株式会社
プロダクト事業部 サイバーセキュリティ・コンサルティングチーム シニアコンサルタント
室 寛和 氏

16:55~17:45
特別講演
複雑なインフラ基盤をクラウドで刷新――約7000人の従業員を抱えるサッポログループが進めたインフラ改善プロジェクトの舞台裏

サッポロビールを中核に事業を手掛けるサッポログループ。その複数部門のITを統括するサッポログループマネジメントでは、グループの成長に伴い複雑化したIT環境において、過剰なサーバリソースやシステムの「塩漬け」など、さまざまな課題を抱えていました。一方で、トラフィックの増減が激しいコンシューマー向けサービスの安定性を確保するために運用の『質』をどう向上させるかという課題も。これらに対し、同社ではパブリッククラウドやプライベートクラウドを活用することで、経営層も巻き込みつつ、大幅な改善に取り組んでいます。では、具体的にはどのようなアプローチをとっているのでしょうか? IT統括部門とマーケティング部門、それぞれの立場から「現場のリアル」をお話しします。

サッポロホールディングス株式会社
IT統括部 シニア イノベーション エキスパート
駒澤 正樹 氏

サッポロホールディングス株式会社
IT統括部 デジタル推進グループ兼 サッポロビール株式会社
マーケティング開発部 マネージャー
松岡 広子 氏

※ 登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。