仮想化技術が浸透してきている。サーバ統合によるコスト削減を目的に仮想化する企業が増えており、@ITの調査でも約70%の読者が仮想化技術を導入済み/導入検討中だと回答している。しかし、仮想化導入はメリットだけではない。「思ったよりもパフォーマンスがでない」「バックアップやライセンス管理が複雑化した」「サーバ乱立により管理が複雑化している」といった不満も聞こえてくる。

 昨今ではサーバ仮想化に次いで検討が進められている「ストレージ仮想化」「アプリケーション仮想化」「デスクトップ仮想化」といった新たな要素も加わり、より一層構築・管理が複雑化することが予想されている。仮想化で得られるはずのコストメリットが、間違った設計手法や運用管理でコストが増加し相殺されかねないのだ。このような失敗を防ぐためには、設計段階から考慮しておくことはもちろん、構築後も自社の運用管理計画に基づき、課題を洗い出しながら適宜チューニングを施していかなければならない。

 本セミナーでは、仮想化技術のメリットを生かす方法や、仮想化導入により発生する新たな負荷を最小限にするためのポイントについて「設計構築」と「運用管理」、それぞれの視点から整理した上で、仮想化技術の優位性を最大限に引き出すための具体的な設計・管理手法について解説する。

開催概要

タイトル 第10回 @IT情報マネジメント カンファレンス
仮想化の真の実力を引き出す構築・運用管理術
日時 2010年7月27日(火) 13:30~18:10 (受付 13:00~)
会場 アキバプラザ ホール >>地図
・JR線 秋葉原駅  中央改札口より徒歩2分
・つくばエクスプレス線 秋葉原駅 A3改札口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 2番出口より徒歩3分
定員 150名
※定員になり次第、締め切らせていただきます
参加費 無料
主催 アイティメディア株式会社 @IT情報マネジメント編集部
協賛 クエスト・ソフトウェア株式会社、ノベル株式会社、株式会社野村総合研究所、
株式会社日立製作所(50音順)

※講演タイトルや講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

講師プロフィール

株式会社大和総研
専務執行役員
鈴木 孝一 氏
1979年、大和證券入社。その後、大和総研にて様々なシステム開発業務に従事。
2001年に大和証券に戻り、2002年より大和証券のシステム刷新を担当。
2003年、システム企画部長、2005年、執行役員、2007年、取締役、2009年、常務取締役、本年度より現職。大和証券在籍時代には、サーバやクライアントの仮想化を積極的に推進することで本社とデータセンタの移転を同時に短期間で実施した。
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
システム部長
渡辺 信之 氏
銀行勘定系システムのプログラマーを経て主に大小様々なプロジェクトマネージャーを手掛ける。
2006年ゴルフダイジェストオンライン入社。
2008年6月よりシステム部長に就任。現在に至る。

プログラム

13:00~ 受付
13:30

14:15

基調講演

『経営視点からみた仮想化の在り方
 -欧州の状況から国内の取り組みを検証する-』


 新聞紙面上において連日のように「クラウド」の文字が持てはやされているが、この状況は、クラウドを実行するため必要不可欠な仮想化技術が普及・浸透したことを証明している。しかしながら仮想化を実践するにあたっては技術の活用だけではなく、ビジネス・ニーズの把握をはじめとして、現状組織の再編やIT投資の決定等、経営視点に立って判断しないとその効果が十分得られない。

 本講演では、日本では意外と知られていない欧州の仮想化事情を交えながら、日本国内での取り組みを検証すると共に、大和証券グループにおける導入事例を交えながら仮想化導入のポイント等を紹介する。

講演者:
 株式会社大和総研
 専務執行役員
 鈴木 孝一 氏
14:15

14:55

セッション1

『運用コスト大幅削減・簡単・確実!
 システム管理者救済仮想化ツール登場!』


 仮想化はソフトウェアを購入すればそれで完了というわけではありません。仮想化後も増え続けるサーバ台数やトラフィックをいかに運用管理していくか、コストをどう下げるか、またバックアップはどうするのか、頭の痛い課題に次々に対応していく必要があります。そういった課題を仮想化技術を活用し、低コスト・簡単・確実に解決する革新的なツールをご紹介します。

講演者:
 ノベル株式会社
 営業本部 SEグループ
 マネージャー
 鈴木 広紀 氏
14:55

15:00
小休憩
15:00

15:40

セッション2

『仮想化のリアルな課題に挑戦する
 ~事例とユーザの声に基づくソリューション~』


 システムの詳細を意識することなくサービスとして利用できる「クラウド」に注目が集まるなど、企業を取り巻くIT環境は日々変化を続けています。このクラウド的な使い勝手を企業内で実現するために必要となる技術要素が「仮想化」です。本セッションでは、仮想化環境の設計・構築・運用の各フェーズで直面するリアルな課題を、自社事例も含めたユーザ視点から紐解き、その解決策を探っていきます。

講演者:
 株式会社日立製作所
 ソフトウェア事業部
 クラウド・コンピューティング推進室長
 稲場 淳二 氏
15:40

15:55
コーヒーブレイク
15:55

16:35

セッション3

『Vizioncore仮想化管理ソリューション
 ~データ保護とパフォーマンス監視~』


 Vizioncoreは、18,000以上の顧客と2,200を超えるパートナーを持つ仮想化管理ツールのNo1ベンダーです。本セミナーでは仮想化環境における最適なバックアップ・リカバリー環境の構築とシステムの災害対策を実現するデータ保護ソリューションを事例を交えてご紹介いたします。また、今最も関心の高いパフォーマンス監視ソリューションも併せてご紹介いたします。

講演者:
 クエスト・ソフトウェア株式会社
 システムズ・コンサルティング部
 マネージャー
 石井 洋介 氏
16:35

16:40
小休憩
16:40

17:20

セッション4

『仮想化を活かすカギは「運用プロセスの改善」と「運用の自動化」』

 仮想化を活かすには仮想化後が重要です。従来には無いサービス視点での運用が求められ、仮想化環境特有の運用プロセスを効率よく管理する必要があります。また、オペレーションが複雑化するため、人手によるマニュアル操作から脱却し自動化をいかに進めるかがポイントになります。本セッションでは、NRIの事例も含めた仮想化運用の最適化をご紹介いたします。

講演者:
 株式会社野村総合研究所
 システムマネジメント事業本部
 主任
 寺井 忠仁 氏
17:20

17:25
小休憩
17:25

18:10

特別講演

『GDOの仮想化製品の選定から稼動後の状況まで』

 セキュリティー事故を機に仮想化に成功したGDO。仮想化製品の選定から稼動後の状況~今後の施策までお話します。

講演者:
 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
 システム部長
 渡辺 信之 氏

※講演タイトルや講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


【お問い合わせ先】
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
Mail:event_support@sml.itmedia.co.jp  Tel:03-6824-9376

 

主催

アイティメディア株式会社 @IT情報マネジメント編集部
@IT情報マネジメント編集部


協賛

クエスト・ソフトウェア株式会社、ノベル株式会社、株式会社野村総合研究所、<br>株式会社日立製作所(50音順)
クエスト・ソフトウェア株式会社
クエスト・ソフトウェア株式会社、ノベル株式会社、株式会社野村総合研究所、<br>株式会社日立製作所(50音順)
ノベル株式会社
クエスト・ソフトウェア株式会社、ノベル株式会社、株式会社野村総合研究所、<br>株式会社日立製作所(50音順)
株式会社野村総合研究所
クエスト・ソフトウェア株式会社、ノベル株式会社、株式会社野村総合研究所、<br>株式会社日立製作所(50音順)
株式会社日立製作所

(50音順)