“コスト削減”と“ビジネススピードの向上”が情報システムの大命題になっている昨今、それを実現する技術・ソリューションとして、クラウドコンピューティングや仮想化技術が注目を集めている。

しかし、これらの技術やサービスをただ導入しただけで問題が解消されるわけではない。ネットワークインフラが貧弱であったり、仮想サーバのパフォーマンスをきちんと管理できていなければ、システムのボトルネックとなり、コスト削減の実現はおろか、かえってビジネスを遅延させかねない。

一方で、昨今の大規模情報漏えい事故のように、セキュリティの甘さが大損害につながる可能性もあるため、単純にパフォーマンス強化だけを追求すれば良いというわけでもない。ビジネス視点で考えれば、経営スピードを高めつつ、かつセキュリティも担保することが求められる。

そこで注目されているのが、インフラを含めたITシステム全般を改善し高速化を計る「パフォーマンス最適化」だ。上述のように、クラウドコンピューティングや仮想化技術のメリットを最大限享受するためには、パフォーマンスを監視・管理することにより必要なセキュリティレベルを担保しつつ、ITインフラを最適化することが重要となる。

本セミナーでは、基調講演/特別講演やスポンサーセッションを通して、クラウド時代に求められる、「ビジネスを加速させるためのITはどう構築すればよいのか?」という問いについて、有効かつ具体的な情報を提供する。

開催概要

タイトル パフォーマンス最適化セミナー
仮想化・クラウド時代のビジネススピードを加速する
日時 2011年6月29日(水) 13:30~18:00(受付 13:00~)
会場 富士ソフト アキバプラザ ホール [地図]
JR各線「秋葉原駅」中央改札口より徒歩2分
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」2番出口より徒歩3分
つくばエクスプレス線「秋葉原駅」A3改札口より徒歩1分
定員 150名
対象 経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定する立場の方
SIerおよび企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者など
参加費 無料
主催 アイティメディア株式会社 @IT編集部、@IT情報マネジメント編集部
協賛 日本ベリサイン株式会社
ジュニパーネットワークス株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社
日本コンピュウェア株式会社

※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

講師 プロフィール

小島 英揮 氏 【基調講演】
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
マーケティング マーケティングマネージャー
小島 英揮 氏
AWSの日本におけるマーケティングを統括。電子フォーム/XML関連ソフトでのマーケティング責任者や、アドビシステムズでのPDF、RIAのエンタープライズ、デベロッパーマーケティング等一貫してITのマーケティング職を経験。2009年12月より現職。
馬場 達也 氏 【特別講演】
株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部 ネットワークソリューションBU 課長
馬場 達也 氏
1995年 NTTデータ通信株式会社(現、株式会社NTTデータ)入社。同社技術開発本部にて、ネットワークセキュリティに関する研究開発に従事。現在、同社ビジネスソリューション事業本部ネットワークソリューションBUにて、大規模ネットワークの設計、構築を担当する傍ら、IPv6、NGN、OpenFlowなどを活用した新サービスの開発に従事。著書に『マスタリングIPsec』『マスタリングIPsec 第2版』(共にオライリー・ジャパン)がある。

プログラム

13:00~ 受付
13:30

13:35

開会挨拶

 
13:35

14:25

基調講演

『ビジネスを加速するクラウドデザインのベストプラクティス』
クラウドの導入目的とは何か? それはビジネスのスピード、効率性をこれまでの物理的なIT資産の制約から解放し、より自社のビジネスやサービスの競争力を向上する事にほかなりません。本セッションではビジネススピード向上のために、クラウドをどのように「デザイン」したらよいか、いくつかのベストプラクティスを事例を交えてご紹介します。

講演者:
 アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
 マーケティング マーケティングマネージャー
 小島 英揮 氏
14:25

15:05

セッション1

『Webサイトを守るために必要なセキュリティ・コストの考え方
 ~セキュリティで語るコストとROIの関係~』

大規模コンピュータネットワークへの不正アクセスによる情報漏えいやWebの改ざんやフィッシング詐欺など、相変わらずインターネット上のセキュリティ事件・事故は後を絶ちません。しかしこのような事件・事故は、いわゆる「対岸の火事」ではなく、いつ自社や自社の取引先、そしてお客様が巻き込まれるかわかりません。このような中で、企業が考えるべきセキュリティ対策はどのようなものでしょうか。
本セッションでは、主に企業のWebサイトを安全に運用するためのベリサインのソリューションと、それによるWebビジネスのパフォーマンスの最適化とそのコストの考え方について、ご紹介いたします。

講演者:
 日本ベリサイン株式会社
 SSL製品本部 ダイレクトマーケティング部 マネージャー
 大塚 雅弘 氏
15:05

15:10
休憩
15:10

15:50

セッション2

『シンプルこそがクラウド・インフラの最適化の鍵』
クラウド利活用が本格化する中、従来のビジネス課題でもある可用性や事業継続性の確保、災害対策、ならびにコンプライアンス対応も視野に入れたクラウド・インフラが求められます。本セッションでは、シンプルなインフラにすることが最適化の鍵とることをジュニパーのDC/クラウド・ソリューションを交えご紹介します。

講演者:
 ジュニパーネットワークス株式会社
 マーケティング本部 ソリューション・マーケティング・マネージャー
 小川 直樹 氏
15:50

16:30

セッション3

『クラウドの導入は今がその時!』
クラウドの導入により、喫緊の課題となっているBCPや節電に対応しつつ、ビジネススピードを加速し、攻めのICT活用にシフトしていきませんか?ネットワークとクラウドをシームレスに提供するNTTコミュニケーションズが最適解をご提案します。

講演者:
 NTTコミュニケーションズ株式会社
 ビジネスネットワークサービス事業部 担当部長
 中山 幹公 氏
16:30

16:40
コーヒーブレイク
16:40

17:20

セッション4

『仮想化/クラウド時代のアプリケーションパフォーマンス管理』
仮想化/クラウドを検討する企業にとっては、移行前と同じように稼働するかどうかが問題となります。
本セッションでは、コンピュウェアソリューションにより、開発から運用フェーズまで、仮想化/クラウド環境におけるアプリケーションのライフサイクルを最適化する取り組みについてご説明いたします。

講演者:
 日本コンピュウェア株式会社
 営業本部 シニアソリューションアーキテクト
 福田 慎 氏
17:20

18:00

特別講演

『クラウドコンピューティング時代の新ネットワークアーキテクチャ』

本講演では「仮想プライベートクラウド」を実現するために必要となる、ネットワーク仮想化の技術を整理し、導入や運用管理上の課題について紹介します。そして、ネットワークの概念を覆す新たなアーキテクチャとして、仮想化の概念を容易に取り込むことが可能な仮想アプライアンスとOpenFlowの有効性について解説いたします。

講演者:
 株式会社NTTデータ
 ビジネスソリューション事業本部 ネットワークソリューションBU 課長
 馬場 達也 氏

※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。


■お問い合わせ先:アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
E-Mail: event_support@sml.itmedia.co.jp  TEL: 03-6824-9376

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主催

@IT編集部
@IT編集部


@IT情報マネジメント編集部
@IT情報マネジメント編集部

協賛

日本ベリサイン株式会社
日本ベリサイン株式会社


ジュニパーネットワークス株式会社
ジュニパーネットワークス株式会社


NTTコミュニケーションズ株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社


日本コンピュウェア株式会社
日本コンピュウェア株式会社