製造業の根幹となるサプライチェーンをデジタル技術でさらに高度化する動きが進んでいます。とりわけ海外の先進企業では、「サプライチェーンのデジタルツイン化」や「デジタルサプライチェーンプランニング」といった言葉に代表されるように、サプライチェーンのデジタル変革を明確に打ち出し、企業競争力を上げる武器としての取り組みが加速しています。

 一方で日本の製造業に目を向けるとどうか?取り組みのスピードが十分とはいえず、必要性は認識しつつも、まだ実施していない、限定的な実施、実証段階止まりという企業も多いのが実情です。

 そんな状況での新型コロナウイルス感染症の影響によりサプライチェーンのリスクマネジメント不足が一気に露呈しました。製造業は、この収束時期の見えない問題に対して、常にリスクを抱える状況にあります。Withコロナ時代こそサプライチェーンのデジタル化が必要不可欠です。

 本セミナーでは日本の製造業のデジタル化を阻んできた課題を解決し、製造業に何をもたらせるのかを発信し、製造業が抱えるサプライチェーンの課題解決の一助になれば幸いです。

Guest Speakers

コニカミノルタ株式会社 SCM部 部長 神田 烈 1998年ミノルタ株式会社に入社。グローバルSCM改革のインプリのため、アメリカ販売会社に出向。帰任後は、アジア販売会社へのSCMシステム導入、S&OPプロセス定着、SCMオペレーションのデジタル化を担当。コロナ禍において、グローバルサプライチェーン適正化に向けた活動をリード。

株式会社クニエ シニアマネージャー 宍戸 徹哉 大手国内システムインテグレーターにてSCM関連システム構築に従事し現職。ハイテク・エレクトロニクス、自動車、ヘルスケア、非鉄金属、建設、化学、製薬業界など、サプライチェーン分野のコンサルティングに従事。主に、SCM/S&OP業務改革、組織改革、ITを活用した改革構想および導入を担当している。

株式会社クニエ マネージングディレクター 笹川 亮平 ハイテク機器、自動車など組み立て系、プロセス系製造業の企画構想から定着化まで生産管理、在庫管理、需給管理を中心としたSCM/S&OP業務改革、ERP/SCP構想策定および導入コンサルティングに従事している。編著に「“数"の管理から“利益"の管理へ S&OPで儲かるSCMを創る!」がある。

プログラム ~12月16日~

13:00~13:40
基調講演
サプライチェーンをDX ~コニカミノルタが実践するデジタル変革~

コロナ禍において、「必要なものを必要な時に必要なだけ必要なところへ供給する」というSCMの役割がますます重要視されている。一方で、IoTやAIなど先進デジタル技術の活用し、さらなるSCMの高度化を実現できる段階に入ってきた。情報機器のオプション品の需要予測にAIを活用するなど、サプライチェーンオペレーションのデジタル変革を進めているのがコニカミノルタである。 現在進行形で進む同社のDX取り組みを、その気付きなども含めて、同社SCM部 部長 神田烈氏に語っていただく。

コニカミノルタ株式会社
SCM部 部長
神田 烈 氏

13:40~13:50 ~休憩~
13:50~14:20
セッション1
ニューノーマル時代の「人を活かす」
サプライチェーンエンゲージメントとは

不確実性の高い環境の中で製造業が生き残るためには、サプライチェーンだけでなく、コミュニケーションのスループットをあげる必要があります。その中で、「企業は人なり」を基本とし、「人を活かす」仕組み作りに向けたエンゲージメントとなるSalesforceのソリューションをご紹介します。

株式会社セールスフォース・ドットコム
インダストリー・バリュー・セリング事業本部
製造ソリューションスペシャリスト
白水 大三郎 氏

14:20~14:30 ~休憩~
14:30~15:00
セッション2
ニューノーマル時代の
次世代グローバルサプライチェーンマネジメントとは

いま、グローバルサプライチェーンには、コスト低減・在庫最適化だけではなく、強靭さ・復元力(レジリエンス)が求められています。つまり、次世代のSCMには、様々な障害が発生した場合にその影響・対応策を評価し、グローバルの各拠点がいち早く対応できるダイナミクスが求められています。このようなサプライチェーンをどのように実現していくかについてご紹介いたします。

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ
ビジネストランスフォーメーション室 SCMチームリーダー
杉山 成正 氏

プログラム ~12月17日~

13:00~13:40
特別講演
日本企業が陥りがちな
サプライチェーンマネジメントのデジタル化阻害要因

日本企業のサプライチェーンマネジメントは旧態依然であり、拠点や業務単位で高いレベルのプロセスを持っているにもかかわらず、相互の連携では人の力、Excel、電子メールのバケツリレーに依存していることが多い。エンド・トゥ・エンドでサプライチェーンをデジタル化しマネジメントに生かすには、阻害要因を把握し、サプライチェーンマネジメント理論と、組織・人の特性を理解した推進が肝であり、そのポイントを紹介する。

株式会社クニエ
シニアマネージャー
宍戸 徹哉 氏

株式会社クニエ
マネージングディレクター
笹川 亮平 氏

13:40~13:50 ~休憩~
13:50~14:20
セッション3
待ったなし!サプライチェーンのデジタル変革
~可視化、自律化による不確実性への対応

コロナ禍を受け、サプライチェーンの見直しが急務となっています。不確実性の中でも今後起こり得る事象を予測し、既に起こった変化にも即応できる、柔軟で回復力の高いサプライチェーン構築のためには、エンドツーエンドの可視化とAIなど最新デジタル技術を活用した自律化が鍵となります。サプライチェーンの専門家集団としての経験・実績から、事例を交えて変革の打ち手をご紹介します。

Blue Yonderジャパン株式会社
執行役員 ソリューションコンサルティング ディレクター
白鳥 直樹 氏

会期後の 12月18日(金)~ 12月22日(火)に、期間限定でアーカイブ配信いたします。
ご都合で会期中に観られない方も、繰り返して観たい方も、ぜひアーカイブ配信を視聴ください。

※ 登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。