世界の「統合化」が進む中、日本企業の浮沈が成長市場への参入にかかっていることは言うまでもありません。しかし、新興国の成長ダイナミズムとビジネス環境の不安定さはかつて経験したことがないものです。これまでとは次元の異なるグローバル化を前に日本企業はその戦略をデザインし直す経営力が求められ、その戦略を実行するスピードが問われています。
幸いわたしたちはこの国の企業の強みが、現場の社員一人ひとりが持てる力を発揮し、その総和が生み出すイノベーションにあることを知っています。既に多くの企業が「モバイルワークスタイル」に着目し、再び競争力を取り戻すための取り組みが始まっています。
第26回 ITmedia エグゼクティブセミナーでは、次々と登場するモバイルデバイスがもたらす経営の革新、モバイルワークスタイルによる競争力強化をテーマに掲げ、議論を進めていきます。
講師プロフィール | |
|---|---|
|
【基調講演】 株式会社シグマクシス 代表取締役会長 倉重 英樹 氏 |
|
株式会社シグマクシス代表取締役会長、株式会社アイ・ティ・フロンティア代表取締役執行役員会長、三菱商事株式会社特別顧問。早稲田大学政治経済学部卒業。日本アイ・ビー・エム取締役副社長を経て、1993年にプライスウォーターハウスコンサルタント株式会社代表取締役会長に就任。2002年、IBMとのグローバル統合によりIBMビジネスコンサルティングサービスに社名変更すると同時に、同社のアジアパシフィック地域責任者に就任し、IBMのコンサルティングビジネス立ち上げをリードする。その後日本テレコム株式会社取締役代表取締役会長、株式会社RHJインターナショナル・ジャパン代表取締役会長を経て、現職にいたる。国際経営者協会（IMA）副会長、ビジネスプロセス革新協議会（BPIA）会長、ITコーディネータ協会理事、日本管理会計学会（JAMA）副理事長などを歴任し、現在はイオン株式会社の非常勤取締役も務める。 【講演内容へ】
|
|
|
【特別講演】 株式会社メディアフラッグ 代表取締役社長 福井 康夫氏 |
|
1968年千葉県生まれ。同県の“人口300万人達成の赤ちゃん”としてマスコミなどで報道される。そのときから自分の運の強さを確信。1991年早稲田大学法学部卒業後、旧三和銀行入社。1995年セブン-イレブン・ジャパン入社。セブン-イレブン・ジャパンでは神奈川地区にて、店長およびスーパーバイザーなどのフィールド業務に従事。1999年情報システム本部に配属。店舗システム推進、ＩＹバンク（現セブン銀行）、イーコマース子会社セブンドリーム・ドットコムなどの新規事業の立ち上げを経験。その後ベンチャー系ＳＰ代理店を経て、2004年2月株式会社メディアフラッグを設立。2010年にはアジア進出を開始し、2012年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。 【講演内容へ】
|
|
開催概要 |
|
|---|---|
| タイトル | 第26回 ITmedia エグゼクティブ セミナー 反転攻勢へ、モバイルワークスタイルと経営革新 |
| 日時 | 2012年12月4日（火） 13:30～17:30（受付 13:00～） |
| 会場 | 青山ダイヤモンドホール 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B5出口より直結 |
| 定員 | 100名 |
| 対象 | 経営層／CEO／CIO／事業部門長／経営企画部長／情報システム部門長など ※申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | アイティメディア株式会社 ITmedia エグゼクティブ編集部 |
| 協賛 | 株式会社インターネットイニシアティブ CA Technologies ソフトブレーン株式会社 |
| 協力 | エグゼクティブ・リーダーズ・フォーラム（早稲田大学IT戦略研究所） 経営情報学会 |
※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
プログラム | |
|---|---|
| 13:00～ | 受付 |
| 13:30 ～ 13:40 |
開会挨拶 |
| 13:40 ～ 14:30 |
基調講演 |
|
『コト作りモデル考察』 急速なデジタル化とグローバル化に伴い、誰も経験したことのない知識社会に突入した今、企業は付加価値追求モデルから課題価値追求モデルへのシフトが求められています。価値創造のあり方を変革するために、企業は何をしなければならないのか。自ら実践する手法を交えながら、新しい経営のあり方を紐解きます。 株式会社シグマクシス 代表取締役会長 倉重 英樹 氏 |
|
| 14:30 ～ 15:10 |
セッション1 |
|
『モバイル端末のビジネス活用を支える情報基盤の考察』 スマートデバイスのビジネス活用に伴うセキュリティの懸念、BYODの是非等、企業ITガバナンスに対する課題が山積しています。インターネットを介したリモートアクセス、認証基盤の整備、脆弱性対策の重要性も増しています。IIJでの仮想デスクトップの導入事例も参照しつつ、技術の変遷と市場動向について考察します。 株式会社インターネットイニシアティブ 執行役員 マーケティング本部長 松本 光吉 氏 |
|
| 15:10 ～ 15:50 |
セッション2 |
|
『ワークスタイルの変革は、モバイルデバイスの活用とリスクの考慮から』 モバイルデバイスのメリットを活用し、ワークスタイルを変革する試みを実施する企業が増加している。一方、従来のPC以上にリスクが内在する為、二の足を踏む企業も多い。リスクに対しどのような対処をし、モバイルデバイスを活用したかを、事例を交えご紹介させて頂きます。 CA Technologies ソリューション技術本部 セキュリティソリューション技術部 プリンシパルコンサルタント（CISSP/CISA） 楠木 秀明 氏 |
|
| 15:50 ～ 16:00 |
コーヒーブレイク |
| 16:00 ～ 16:40 |
セッション3 |
|
『使いこなすモバイルワーク －近道は、業務のやり方を変えること－』 スマートデバイスにより、モバイルワークスタイルへの取り組みは大きく進化し、活性化しています。しかしながら、モバイルワーク環境を整えれば簡単に生産性が向上するというのは幻想であり、「道具(デバイス・ソフト)に使われるのではなく、使いこなす」ことではじめて成果に結びつけることが可能になります。モバイルワークの最前線である営業部門において、成約率が20％向上した取り組みとはいったいどのようなものか。営業の生産性とはどのように把握・改善すべきなのか。失敗パターンとは。具体的な事例を交え、ご紹介します。 ソフトブレーン株式会社 取締役 木下 鉄平 氏 |
|
| 16:40 ～ 17:30 |
特別講演 |
|
『流通業界に新風、モバイルシステムの活用で、16万人のスタッフが 日本の店頭サービスをさらにきめ細かく』 セブンイレブン出身の福井氏が、「ITと人をキーワードに流通業界に新しい価値を創造する」という事業コンセプトのもとに立ち上げたメディアフラッグ。店舗・店頭に特化したマーケティング支援業務を展開し、全国16万人の登録スタッフのうち毎月約5000人が、毎月1万5000もの店舗に対して、覆面調査や販売促進支援を行っている。スタッフの活動基盤として、モバイルシステムの活用がもたらした効果とは？ 株式会社メディアフラッグ 代表取締役社長 福井 康夫氏 |
|
※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
■お問い合わせ先：アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
E-Mail: event_support@sml.itmedia.co.jp TEL: 03-6824-9376
主催
協賛
協力
Copyright(C) 2012 ITmedia Inc. All Rights Reserved.