近年の電機機器設計においては、筐体の小型化や高機能化に伴い、熱設計の重要性が高まっています。今や電子機器設計の現場においても熱流体解析の技術は必須です。

 しかし熱流体解析は非線形問題まで扱うため、特に応力関連の線形問題に慣れたメカ設計者にとってはとっつきづらいと感じられることもあります。また解析から導かれた解析の評価方法も熱流体解析の初心者にとって悩むポイントの1つでもあります。

 本セミナーでは、設計現場で熱流体解析の導入をお考えの方、または熱流体解析初学者に向けて、熱対策や熱流体解析の基本から学ぶ入門講座をお届けします。併せて、設計現場での熱流体解析の実践例も紹介します。

基調講演 講師プロフィール

株式会社サーマル デザイン ラボ
代表取締役
国峯 尚樹 氏
沖電気工業(株)にて電子交換機、パソコン・ミニコン・プリンタ・FDDなどの冷却技術開発、熱流体シミュレーションシステムの開発などを手がける。2007年に株式会社サーマルデザインラボを設立、製造業の熱設計コンサル、研修、ツール開発、書籍執筆など、熱設計の啓蒙・支援を行っている。
著書は『電子機器の熱流体解析入門』、『熱設計完全入門』、『電子機器の熱対策設計』、『トコトンやさしい熱設計の本』など。

事例講演 講師プロフィール

オリエンタルモーター株式会社
鶴岡カンパニー技術支援部 主席研究員
伊藤 孝宏 氏
1982年 筑波大学基礎工学類卒業。新日本製鉄株式会社に入社、加熱・冷却設備の開発に従事。1988年 オリエンタルモーター株式会社に入社、送風機の羽根・フレームの開発・設計に従事。2008年 法政大学にて学位取得、博士(工学)。2013年7月現在、オリエンタルモーター株式会社技術支援部 主席研究員
主な業績:地球シミュレータ用の冷却ファンを開発
計算力学技術者(固体力学2級、熱流体力学2級)

開催概要

タイトル MONOist ゼミナール CAE カレッジ1
~電子機器設計に役立つ熱解析入門講座~
日時 2013年9月11日(水) 14:00~16:30(受付 13:40~)
会場 ゲートシティ大崎ウエストタワーB1 ゲートシティホール ルームD
JR 山手線・埼京線・京浜東北線 「大崎」駅 南改札口から徒歩1分
定員 70名
対象 設計現場の開発者からマネージャーの方
※お申込多数の場合は、上記対象者の方を優先させていただく場合がございます。
参加費 無料
主催 アイティメディア株式会社 エンジニアリングメディア編集部
協賛 株式会社ソフトウェアクレイドル

※講演内容、登壇者などプログラム内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

プログラム

13:40~ 受付
14:00

15:00

基調講演

『熱流体シミュレーションを活用した熱設計プロセスへの変革~シミュレーションを本当に設計に役立ててますか?~』

機器の小型高密度化・高性能化が進む中で、シミュレーションの活用が不可欠になっています。しかし、単にソフトを導入したからといって精度のよい温度予測や適切な熱設計ができるわけではありません。ソフトの導入は入口にすぎないのです。本講ではシミュレーションの活用に必要な環境整備とその取り組み方について解説します。

講演:
 株式会社サーマル デザイン ラボ
 代表取締役
 国峯 尚樹 氏
15:00

15:40

事例講演

『最適化設計手法の電子機器熱設計への応用例』

近年、ハードウェア・ソフトウェアの進歩により、CAEと最適化設計手法との組合せを設計に活用する例が増えています。電子機器熱設計への最適設計手法の応用例として、強制空冷電子機器のファンとヒートシンクの最適配置を熱設計PACと最適化オプションを用いて解析した例を紹介します。最適化設計の具体的なイメージがつかめるように例題でのモデル作成から解析、最適化ソフトの操作と実際の手順をもとに具体的に説明します。

講演:
 オリエンタルモーター株式会社
 鶴岡カンパニー技術支援部 主席研究員
 伊藤 孝宏 氏
15:40

15:50
休憩
15:50

16:30

ディスカッション・Q&A

取組事例の紹介や事前アンケートに基づくディスカッション

※講演内容、登壇者などプログラム内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

■お問い合わせ先:アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
E-Mail: event_em@sml.itmedia.co.jp    TEL: 03-6824-9377

主催

協賛