CAEカレッジ第2弾!
前回のセミナーでのご好評を受け、今回は「設計に使える!CAE活用術」と題し、設計者が正しくCAEを仕事で役立てるために必要なことは何かをテーマに開催いたします。
「設計におけるCAEの必要性は分かってはいるがうまく使いこなせていない…」、「導入や展開が進んでいない…」、そういった課題をお持ちのあなたに解決策のヒントをご提供いたします。現場エンジニアだけでなく、マネージャークラスにも聞いていただきたい内容です。
基調講演は、設計者向けCAE講座やMONOistの連載記事で大人気の栗崎彰氏を迎え、「設計者CAE8つのポイントと次の一手」について語っていただきます。事例講演では、長年レーシングカーの開発に携わられている童夢の貴家氏に、実験・計算の両面から性能向上に取り組まれているお話しや、昨今話題の下町ボブスレーの設計・解析でCAEを取り入れた開発事例などをお話しいただきます。
設計者CAEの基礎から実例まで知れる貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。
基調講演 講師プロフィール | |
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株式会社キャドラボ 取締役 栗崎 彰 氏 |
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金沢工業大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。その後、28年間、構造解析に従事する。I-DEASの開発元である旧 SDRC 日本支社、CATIAの開発元であるダッソー・システムズを経て、現在、株式会社キャドラボ(図研グループのメカ・ソリューション支援会社)取締役。現場からマネジメントまで幅広くカバーする知見によって、多くの企業で3次元CADによる設計プロセス改革コンサルティングや設計者解析の導入支援の実績を持つ。人気講座である設計者のためのCAE講座「解析工房」の発案者であり、講師も務める。 著書:『図解 設計技術者のための有限要素法はじめの一歩』(講談社) |
事例講演 講師プロフィール | |
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株式会社童夢 開発部 マネージャー 貴家 伸尋 氏 |
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2001年北海道大学大学院修了。(株)童夢に入社以来レーシングカーを中心とした風洞試験に携わる。これまでGTからフォーミュラカーまで数多くの車両の空力開発を担当し、近年ではCFDも駆使し、実験と計算の両面から空力性能の向上を目指している。また、自動車以外にも鉄道車両や自転車、ボブスレーなどの空力開発も行う。 自動車技術会流体部門委員会およびCFD技術部門委員会委員。 |
開催概要 |
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タイトル | MONOist ゼミナール CAE カレッジ 設計に使える!CAE活用術 |
日時 | 2013年12月3日(火) 14:15~16:30(受付 14:00~) |
会場 | JPタワーホール&カンファレンス カンファレンスルームA2+A3 JR東京駅 徒歩約1分 丸の内線東京駅 地下道より直結 JR京葉線東京駅 徒歩約3分 JR有楽町駅 徒歩約6分 千代田線二重橋前駅 徒歩約2分 三田線大手町駅 徒歩約4分 有楽町線有楽町駅 徒歩約6分 |
定員 | 70名 |
対象 | 設計現場の開発者からマネージャーの方 ※お申込多数の場合は、上記対象者の方を優先させていただく場合がございます。 |
参加費 | 無料 |
主催 | アイティメディア株式会社 エンジニアリングメディア編集部 |
協賛 | 株式会社ソフトウェアクレイドル |
※講演内容、登壇者などプログラム内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
プログラム | |
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14:00~ | 受付 |
14:15 ~ 15:05 |
基調講演 |
『設計者CAE8つのポイントと次の一手』 『間違った実験からノーベル賞が生まれることはあるが、間違った計算結果からは何も生まれない。』 私の尊敬する先生の言葉です。 一方で、製造業を対象にした雑誌のアンケート結果のタイトルには『CAEが設計作業の必須ツールとして浸透』とあります。設計者のみなさんが当たり前のようにCAEツールを使うようになったということです。 設計者のためのCAEツールはカンタンになりました。しかし、それは操作がカンタンになっただけです。CAEツールが描き出す解析結果の是非を判断するのはユーザーです。そしてそこには、いくつかの危険性をはらんでいます。ちょっとした材料力学と有限要素法の知識があれば、解析結果を飛躍的に精度良く解釈することができます。そのコツを8つのポイントにまとめました。このセッションでは、その8つのポイントを紹介します。これは最短のCAEブートキャンプです。 講演: 株式会社キャドラボ 取締役 栗崎 彰 氏 |
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15:05 ~ 15:45 |
事例講演 |
『競技用車両開発におけるCFDの活用~レーシングカーからボブスレーまで~』 レーシングカーにおいて空力性能はもっとも重要なファクターです。童夢では80年代から風洞試験を行い、開発を行ってきました。近年ではそこにCFDが加わり、実験・計算の両面から性能向上を目指しています。実際に童夢で行われているCFDと風洞試験の事例を紹介し、レーシングカーが生まれるまでを解説します。また、その経験を生かした「下町ボブスレー」についても紹介します。 講演: 株式会社童夢 開発部 マネージャー 貴家 伸尋 氏 |
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15:45 ~ 15:55 |
休憩 |
15:55 ~ 16:30 |
ディスカッション・Q&A |
取組事例の紹介や事前アンケートに基づくディスカッション |
※講演内容、登壇者などプログラム内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
■お問い合わせ先:アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
E-Mail: event_em@sml.itmedia.co.jp TEL: 03-6824-9377
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