日本企業の浮沈が、アジア地域をはじめとする海外市場の参入にかかっていることに間違いはありません。それら新興国の成長ダイナミズムとビジネス環境の不安定さは、かつて経験したことがないものですが、「失われた20年」のあいだにも、優れたオペレーション力に加えて、事業モデル構築力と市場開拓力を成長のためのエンジンとし、グローバルで成功を収めた、いわゆる「勝ち組企業」は存在します。

第29回 ITmedia エグゼクティブ セミナーでは、マッキンゼー・アンド・カンパニーでダイレクター/シニアパートナーを務め、現在は一橋大学大学院の人気教授を務める、名和高司氏をお招きし、勝ち組企業の秘密を解き明かしていくとともに、ローランド・ベルガーの大野隆司パートナーにはITの視点からクラウドによって俊敏性を獲得し、ビジネスのグローバル展開を迅速に実現している企業をご紹介いただきます。


最近、「SMAC」という4文字の造語をよく耳にします。ご存じのとおり、Social、Mobile、Analytics、そしてCloudという4つの新しいテクノロジートレンドの頭文字です。Social、Mobile、Analyticsは、市場の最前線における変化の兆しをより細かな粒度のデータとしていち早くつかみ、価値ある情報に変えてくれる破壊的テクノロジーといわれています。またCloudは、ヒトやモノ、そして世界をすべてつないでくれるテクノロジーとして極めて重要です。

本セミナーでは、人気教授の名和先生から「究極の次世代経営モデル」を学ぶとともに、ローランド・ベルガーの大野パートナーからは、クラウドによって俊敏性を獲得し、ビジネスのグローバル展開を迅速に実現している企業について学ぶ、またとない機会となるでしょう。

アイティメディア株式会社 エグゼクティブ・エディター 浅井 英二

講師プロフィール

基調講演
株式会社ローランド・ベルガー パートナー
大野 隆司 氏

早稲田大学政治経済学部卒業後、米国系戦略コンサルティング・ファーム、米国系ITコンサルティング・ファームを経て現職
製造業、流通業、システム業界を中心とした内外トップ企業において、新規事業創出、サプライチェーンやマーケティングをはじめとした幅広い領域のオペレーション戦略、IT戦略、BPR、PMOなど数多くのプロジェクトを手掛ける
特別講演
一橋大学 大学院国際企業戦略研究科教授
名和 高司 氏

東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。三菱商事に約10年間勤務。マッキンゼーのディレクターとして約20年間コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。多様な業界において次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。
2010年6月より、一橋大学ビジネス・スクール(国際企業戦略科)教授に就任。
ファーストリテイリング、NECキャピタルソリューションズの社外取締役、味の素、ダイキン、リコー、デンソー、BCGなどのシニアアドバイザー、 株式会社ジェネシスパートナーズ、ネクスト・スマート・リーン株式会社代表取締役を兼任。
『学習優位の経営』『失われた20年の100社の勝ち組企業100社の成功法則~X経営の時代』など著書・寄稿多

対象者

経営者、CEO、CIO、事業部門長、経営企画部長、情報システム部長

※協賛の競合企業にお勤めの方、個人の方のお申し込みはお断りすることがございます。また、申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

講演プログラム

受付
13:00~13:30
 
開会挨拶
13:30~13:40
 
基調講演
13:40~14:30
グローバルで戦うためのIT戦略とクラウド活用
「エンタープライズ」
ERPをはじめ、ITで最もよく使われるこの言葉ですが、エンタープライズの指す範囲がリアルに広がっています。グローバルでの速やかなビジネス立ち上げや、最適な資源配分に資することが、かつてないほど強くITに求められています。「エンタープライズ」におけるIT部門のあり方、必要となる人材、ガバナンスや優先度の定義などIT戦略のあり方、そして実現手段としてのクラウドの活用について考えていきます。

大野 隆司 氏
 株式会社ローランド・ベルガー
 パートナー
セッション1
14:30~15:10
KVHの成長戦略が語る
アジア最先端の「情報デリバリープラットフォーム」とは?

1999年、フィデリティグループによって設立したKVHは自前の光ファイバー網、データセンター、クラウド・プラットフォームなど3つのコンポーネントで構成される「情報デリバリ・プラットフォーム戦略」を展開しています。このセッションでは、グローバルにビジネスを展開するうえでKVH経験してきた数々の事例をあらゆる側面からご紹介します。
中村 拓博 氏
 KVH株式会社
 ビジネス開発本部 マーケティング部 シニアスペシャリスト
セッション2
15:10~15:50
グローバル企業のためのアプリケーションコントロール
~600以上のアプリケーション制御とクラウドサービス高速化のすべて~

何がビジネスクリティカルなアプリケーションか、どこで遅延が発生しユーザや顧客サービスに影響を出しているか全体把握の必要性が増しています。国内でも多くの企業において、アプリケーションの優先制御を通じたWAN最適化・高速化がビジネスの加速化、大幅なコスト削減に有効に働きます。WAN高速化国内市場をリードするリバーベッドテクノロジーが、いつでもどこでも快適なアプリケーション、データ活用を実現する『ロケーション・インディペンデント・コンピューティング』を提唱します。
中島 幹太 氏
 リバーベッドテクノロジー株式会社
 グローバルチャネルSPSE テクニカルアライアンスディベロップメントマネージャー
コーヒーブレイク
15:50~16:00
 
特別講演
16:00~16:50
日本発グローバルを実現した勝ち組企業に学ぶ、究極の次世代経営モデルとは?
「失われた20年」という長いトンネルを抜けた日本経済は、ようやく次なる成長に向けた転換点にありますが、この20年のあいだにも成功を収めた、いわゆる「勝ち組企業」は存在します。例えば、食品業界で「日本発グローバル」を実現した味の素もその1社です。
本講演では、マッキンゼー・アンド・カンパニーのダイレクター/シニアパートナーを務め、現在は一橋大学大学院の人気教授である名和高司氏をお招きし、ユニ・チャーム、味の素、ダイキン、ファーストリテイリングのような、オペレーション力に加えて、事業モデル構築力と市場開拓力を成長のエンジンとして回し続けられる勝ち組企業の秘密を解き明かし、日本企業にとって究極の次世代経営モデルを議論していきます。

名和 高司 氏
 一橋大学 大学院国際企業戦略研究科教授

※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。