このような課題や疑問を抱えている方へ


・確実な復旧まで含めたバックアップポリシーの策定、設計ノウハウが知りたい
・失敗事例に学ぶ、バックアップ設計、運用、体制作りのポイント
・バックアップに関する人員・スキル不足に悩んでいる

※個人の方の申し込みはお断りさせていただきます。
※協賛社の競合企業にお勤めの方はお断りさせていただく可能性がございます。


本セミナーのナビゲーター

バックアップは、まさしく「データという企業の生命線」を守る取り組み。
しかしながら「ただバックアップを取る」だけでは、いざというときにデータを戻せない、戻せたとしても時間がかかるなど、業務を止めてしまいかねないリスクを常に抱えていることになります。特に仮想化、クラウドの浸透、またマルチベンダー環境によってインフラが複雑化している今、「万一の際も確実にデータを戻せるパックアップ設計の在り方」が、ビジネスの安定性、ひいては自社の信頼性担保のカギを握ることになるのです。

本セミナーでは、重要なデータを確実に守り、いつでも復旧できるバックアップ設計の勘所を具体的に紹介。併せて、幾多のバックアップ環境構築・運用の経験を持つアーキテクトが、実際に目の当たりにしてきたバックアップの失敗事例を紹介。現場経験に基づくリアルな観点から、その確実な防止策と各種バックアップ製品のポテンシャルを生かし切るノウハウを、現場視点で伝授します。

本セミナーのモデレーター  
@IT編集長 内野宏信  

プログラム

 
開会挨拶
14:00~14:05
 
基調講演
14:05~14:50
予算と理解、獲得のポイントは「平常時における経営との課題共有」
実体験から語る、「本当に機能する」バックアップ/DR環境の作り方

結城 拓氏
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
IT本部 ITインフラ部
主席

キヤノンMJグループのインフラ構築・運用を一手に担うキヤノンマーケティングジャパン IT本部。2010年にはグループ2万人が使う基幹系と生活系(情報系)システムを仮想環境に本格移行。運用管理の大幅な効率化とコスト削減を果たしました。さらに2011年には東日本大震災を機にDRサイトを構築。日々の業務を安定的に支え、万一の時にもビジネスを止めない体制を構築しています。

しかし言うまでもなく、同グループも「予算」という制約があるのは大方の企業と同様です。また「ビジネスを止めない」環境とは、インフラだけ整えたところで実現できるわけではありません。今に至るまでには、「数々の失敗体験から得た教訓」が生かされているのです。

では同社の場合、予算や社内の理解をはじめ、さまざまな制約がある中で、いったいどのようにして「万一の際に機能する」環境を実現したのでしょうか?――本講演ではバックアップ/DRの“本当のポイント”を、同社の実体験から具体的に解説。「バックアップは取っているが本当にこれでいいのか?」という漠然とした不安を解消する“あまり語られなかった鉄則”を披露します。

休憩
14:50~15:00
 
セッション1
15:00~15:45
バックアップ失敗事例に学ぶ「ヒヤリ・ハット 3つの事案」
藤井 文治氏
東芝情報システム株式会社
SIソリューション事業部
ソリューション第一部 参事

バックアップ失敗事例をひもとくと、論理的に破壊されたデータを気がつかずバックアップしていたなど、復旧を見据えた真に使えるバックアップを実現する手前には、いくつもの落とし穴が存在していることがわかります。

このセッションでは、バックアップにまつわるヒヤリ・ハットに数多く遭遇してきたエキスパートが登場。失敗事例を紹介するとともに、そこから得られたバックアップ設計、運用、体制作りのポイントを伝授します。
パネルディスカッション
15:45~16:30
エキスパートが集結!
バックアップにまつわる疑問、すべてを聞こう、答えよう

結城 拓氏
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

藤井 文治氏
東芝情報システム株式会社

峯岸 孝氏
東芝情報システム株式会社

大塚 真佐実氏
デル・ソフトウェア株式会社

内野 宏信
@IT編集長

・おさえておくべきバックアップ、復旧設計の観点とは?
・他の会社はどんなバックアップ運用をしているの?
・複数のバックアップ製品を比較して、良いところ、悪いところが知りたい

などなど、疑問や課題をお抱えの方は、お申し込みフォームの質問募集欄になんでもお書きください。パネルディスカッションでズバリ回答いたします。

(お時間の関係で、全てには答えられないかもしれませんが、できるだけたくさんの疑問を解消できるように頑張ります!)
懇親会
16:30~17:15
   

※登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。