そのソフトウエアはニーズに応えているか、ゴールに繋がっているか――
DevOpsを軸に探る

・JAXA、一発勝負のものづくりの裏側
・テストや脆弱性診断にかかる時間、コストを削減する方法
・開発のスピード・品質を向上させる方法
・サイバーエージェントが明かす、やっちゃいがちなスマホアプリデザインNG例
・ゴールドマン・サックスが語る、リリースサイクル迅速化、内製開発のヒント

Speakers


JAXA
植田 泰士氏


サイバーエージェント
佐藤 洋介氏


ゴールドマン・サックス
伊藤 博志氏

講演プログラム

開会挨拶
10:00~10:05
 
基調講演
10:05~10:55
JAXAにおけるソフトウエア品質向上活動
~一発勝負のものづくり~

植田 泰士氏
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
研究開発部門 第三研究ユニット 主任研究員

ロケットや人工衛星など多くの宇宙機システムは非修理系であり、万一不備があった場合は甚大な損害へつながる場合があることから、高い信頼性の確保が必要となります。このようなシステムのソフトウェアに対しJAXAではどのように向き合っているかをご紹介いたします。
@IT編集部の方には驚かれましたが、JAXAも「スピードと品質の両立」などまだまだ多くの課題を抱えています。
相手は宇宙、一発勝負のものづくりの裏側をお伝えできればと思います。

セッション1
10:55~11:35
テストを変える。新しいソフトウェアテストのアプローチ
雨宮 吉秀氏
日本シノプシス合同会社
営業本部 ソフトウェアインテグリティ グループ
シニアマネージャー

静的解析技術は数多くの開発現場で導入され、手戻り防止とコスト削減に大きな効果が認められてます。一方、近年のSWサプライチェーンの拡大に対応する品質・セキュリティの管理、開発速度の向上といった新たな要求に対応するには十分ではありません。このような課題に応える、新しいテストのアプローチを事例を交えて紹介します。
セッション2
11:35~12:15
DevOpsはなぜ”バズワード”扱いされちゃうか
藤井 智弘氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社
ソフトウェア事業統括
シニアコンサルタント

インタビューが記事になったら、いつのまにか「DevOpsをバズワード扱いしてる人」みたいに見られて困る昨今、いえいえそんなことはありません・・・だって、始まってないだけですから。で、そもそもなんでバズワードみたいに見えちゃうのかというあたりから、取り組みのヒントをあぶりだしてみたいな、と、若干チャレンジングな35分です。
ランチセッション
12:35~13:15
スマホサービスにおける、デザインの心得と組織の作り方
佐藤 洋介氏
株式会社サイバーエージェント
クリエイティブ統括室 室長

フラットデザインやマテリアルデザインが普及してきた昨今、デバイスの進化とともに、スマホサービスを取り巻く環境や市場トレンドがものすごい速さで変化しています。
今回は、"デザイン"にフォーカスし、より良いユーザー体験や品質への影響についての実践的なノウハウと、弊社のモノづくりに対する考え方についてお話しさせていただきます。
セッション3
13:30~14:10
システム移行に伴う現新比較テストを効率化する
テスト自動化ソリューション

越水 喜之氏
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBM システムズ・ソフトウェア事業部
アプリケーションデベロップメント・テクニカルセールス

システムのマイグレーションは、システム全体の移行等の大規模なもの、一部ミドルウェアの移行等の小規模なものがあります。しかし、移行の規模に関わらず、システム全体の機能が旧システムと同じ動作を保障する必要があり、テスト工数は増加傾向にあります。
本セッションでは、システム移行の際の現新比較テストを効率化するIBMのテスト自動化ソリューションをご紹介します。
セッション4
14:10~14:50
開発プロセスへの統合がセキュリティの品質を高める
~VERACODEで実現する脆弱性検査の自動化~

酒井 喜彦氏
テクマトリックス株式会社
ネットワークセキュリティ事業部
第二技術部 サービスエンジニアリング課

アプリケーションの脆弱性は、開発時に生成されるセキュリティ上の“バグ”であり、ソフトウェア品質を担保する上で重要な課題です。クラウドサービスとして提供されるVERACODEのセキュリティプラットフォームでは、CIツールとのシームレスな連携で開発者の負担無く、脆弱性検査を自動化する新たな開発プロセスを実現します。
休憩
14:50~15:05
 
セッション5
15:05~15:45
テスト自動化サービスプロバイダがこっそり教える成功の秘訣
東 大輔氏
日本ノーベル株式会社
ソフトウェア検証ビジネスグループ
グループマネージャ

テスト自動化は既に欠かせないものとなっています。ただし闇雲にツール導入するだけではかえってコストがかかってしまいます。 テスト自動化で効果を出すには、継続して運用していかなければなりません。どのように運用すれば成功するか、事例を交えながら紹介します。
セッション6
15:45~16:25
Java開発者はもう待たない!
Java開発に新たな時代を開く「JRebel」

フレデリクソン ローゲル氏
株式会社インフォメーション・ディベロプメント
iD-Cloud ソリューション部
R&Dエンジニア

Java開発者は、もう待つ必要はありません! Java開発に心強い支援ツール「JRebel」が登場しました。JRebelはJava開発においてAPサーバの再起動作業を不要にし、年間約5週間の工数を削減します。本講演では、デモを交えてJRebelの機能をご紹介します。Java開発の業務改善に大きく貢献するJRebelの効果を、この機会にご体感ください。
(※このセッションは日本語での講演です)
特別講演
16:25~17:15
ゴールドマン・サックスにおける
ソフトウェア品質向上の取り組み

伊藤 博志氏
ゴールドマン・サックス・ジャパン・ホールディングス
テクノロジー部
ヴァイス・プレジデント

ゴールドマン・サックスのエンジニアリングチームは、複雑な問題へのソリューションの構築、時代を変えるテクノロジーの創出、ビジネスと金融マーケットをグローバルに牽引するシステム開発を行っています。また、社内向けの開発にとどまらず、Open Container Initiative, Open Compute Project, Java Community Process等オープン技術への貢献や、GitHubでOSSライブラリの公開等も行っています。
本講演では、ゴールドマン・サックスにおける開発体制、品質向上、リリースサイクル迅速化への取り組みをお話します。受講者にはユーザ企業における内製開発のヒントをお持ち帰りいただければと思います。

※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。
※タイムテーブルは、予告なく変更させていただく場合がございます。