「リクルートライフスタイル」導入プロジェクトから見えてきた課題とは?
もはやデータは業務の副産物ではなく、ビジネスを進化させる主役。そんなテーマが叫ばれて久しいですが、ここ1年ほどでそれを実現するアプローチは大きく変化しました。それが「セルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)」の活用です。
セルフサービスBIとは、エンドユーザーである業務部門自らがリポート作成やデータ分析を行うこと。これまでは社内の専門家がデータを加工し、それを経営陣や上級管理職向けに提供するのが一般的でした。しかし、ビジネスの変化が激しい昨今では、むしろ最前線にいる現場の人間にこそ、データを活用したPDCAサイクルが求められているのです。
このような状況の中では、IT部門のミッションは、分析やデータ処理の専門家でない業務部門が膨大なデータを扱い、分析を実施できる環境を提供することにあります。
そこで、第16回 ITmediaエンタープライズソリューションセミナーでは、セルフサービスBIによって効果的かつスピーディーな分析を行う方法について、実例に基づいて考えます。そして、IT部門と業務部門それぞれの視点から、データ活用のクオリティを次のステージへと導く方法を提案していきます。
対象者
経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定する立場の方
データベース管理者、Sierおよび企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者など
※ 協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方のお申し込みはお断りすることがございます。
※ 申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
事例講演1 講師プロフィール | |
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株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ
運用統括部マネジメントサポート担当 中島 健 氏 スカパー!カスタマーセンターの受信業務、バックヤード業務を経て、2012年 本社 運用統括部に配属。KPI設計の主担当として、予測・発注・分析の基盤となるデータフロー設計、オートメーション構築、データ分析強化など、カスタマーセンターのコスト削減と品質改善活動に携わる。 |
事例講演2 講師プロフィール |
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株式会社リクルートライフスタイル
ネットビジネス本部 ディベロップメントデザインユニット 前田 周輝 氏 ベンチャー企業、大手ERP企業で営業とプロダクト開発を担当し、2006年リクルート入社。リクルートマーケティングデータのAPI公開プロジェクトやWEB解析ソリューションの全社導入責任者など。2012年からはビッグデータの分析手法の確立や、基盤の構築・運用プロジェクトの責任者としてビッグデータ活用を推進 |


講演プログラム
受付 12:30~13:00 |
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事例講演1 13:00~13:50 |
カスタマーセンターの現場がセルフサービスBIを選んだ理由 「月間40万件の入電データを効率的に管理したい」 「日々のKPIを自動で配信したい」 「効果的な分析をスピーディーに行いたい」 そもそも、カスタマーセンターに集まるビッグデータを活用するには、どうしたらよいのだろう? Excel / Accessに限界を感じ、トライ&エラーの末に辿り着いた、BIのリアルな導入モデルを紹介します。 中島 健 氏 株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ 運用統括部マネジメントサポート担当 |
セッション1 13:50~14:30 |
Tableauが紹介する「誰でも簡単にビックデータを視覚化し、分析 」 ビックデータの時代になり、重要度に加え、難易度が増したものとして「データのビジュアライゼーション」があげられます。Tableauでは、誰もがデータを早く簡単にビジュアライゼーションし、そこからビジネスを成長させるヒントを得ることができます。本セミナーでは、世界で32,000社を超えるお客様が導入しているTableauの魅力ついて、デモを交えながら紹介します。 並木 正之 氏 Tableau Japan株式会社 Technology Evangelist、Sales Consultant |
休憩 14:30~14:40 |
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セッション2 14:40~15:20 |
ビジネス部門で利用するBI Cloudのメリットとは? オンプレミスBIは、3~5年の投資対効果が求められ導入に高いコストが発生します。 Oracle BI Cloudは『素早く』『セルフサービスで』『お気軽に』利用できるサービスです。データ探索によるビジネス施策の検討から、モバイルによるダッシュボードによる業績管理まで、顧客導入事例を交えてご説明します。 五十嵐 恒 氏 日本オラクル株式会社 クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DISプロダクトマーケティング部 担当マネージャー |
セッション3 15:20~16:00 |
現場主導で進めるセルフサービスBIの事例 山崎 研三 氏 株式会社日立システムズ クラウドICTサービス事業グループ 日立・企業情報サービス事業部 アプリケーションサービス本部 パッケージソリューション部 |
コーヒーブレイク 16:00~16:15 |
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セッション4 16:15~16:55 |
従来型BIの課題を解決する 新世代のデータディスカバリーBI IT依存度が高く、定型帳票閲覧やExcelへのデータ抽出手段だけに使われてきた従来型BIとは異なり、ビジネスユーザー自身によるセルフサービス型で、情報を素早く活用でき、さらに専門的知識なしにアナリティクス(統計分析)への一歩を踏み出し、先を見通せる新世代のBIソリューションをデモを交えてご紹介します。 畝見 真 氏 SAS Institute Japan株式会社 ソリューションコンサルティング第一本部 ビジュアルアナリティクス推進 担当部長 |
事例講演2 16:55~17:45 |
意思決定スピードを上げるためのセルフBI ~導入プロジェクトから見えてきた課題と対策~ エンドユーザー自らがデータを探索しながら可視化や仮説検証をすすめていくセルフBIは大きなトレンドとなっています。ITガバナンスを保ちながらもスピード感を持った導入プロジェクトの推進するにはどうすればよいのか? リクルートライフスタイルの導入責任者が課題と対策について語ります。 前田 周輝 氏 株式会社リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 ディベロップメントデザインユニット |
※登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。

