グローバル統合が凄まじい勢いで進み、中国経済の減速や原油安が日本企業の業績にも影響を与えています。国を挙げたインフラ技術の輸出に活路を見いだそうとした矢先のこと、その競争は激しさを増すでしょう。日本のインフラ技術の強みは、高い品質にあることは言うまでもありませんが、さらに競争力を高めるべく、「セキュリティ品質」をしっかりと組み込んでいこうという取り組みも始まっています。「安全」「安心」が評価された2020年東京オリンピックは、そうした取り組みのショーケースとなるでしょう。

 これまで多くの日本企業では、「コストばかり掛かる厄介なもの」としてサイバーセキュリティ対策が捉えられてきましたが、半世紀ぶりの国家プロジェクトは「安全」「安心」という新しい価値、競争力の源泉としてセキュリティ品質を考える契機となるでしょう。言うまでもなく、サイバーセキュリティの確保・維持は、サプライチェーン全体に求められ、中堅・中小へと裾野の広がりも期待されます。

 ITmedia エグゼクティブ勉強会では、業界に先駆けて「CSIRT」を設置、2020年の国家プロジェクトにも参画する大成建設の 柄 登志彦 情報企画部長をお招きし、その取り組みについてご紹介いただきます。



基調講演 講師プロフィール

大成建設株式会社
社長室 情報企画部長
柄 登志彦 氏

1980年大成建設株式会社入社。土木技術者として設計・作業所・研究・開発部門を歴任、主にコンクリート構造物の設計・施工・解析・研究開発に関わる。2002年からIT分野に転身し、2008年から社長室情報企画部長と株式会社大成情報システム代表取締役社長を兼任、現在に至る。大成建設グループのITインフラ・情報システム開発・情報セキュリティ・IT-BCPを統轄する。

対象者

IT関連企業を除く一般事業会社および官公庁団体における
経営層/CEO/CFO/事業部門長 課長/経営企画部長 課長/情報システム部門長 課長 

※ 協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方のお申し込みはお断りすることがございます。
※ IT関連企業の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
※ 申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。


講演プログラム

受付
18:00~18:30
 
開会挨拶
18:30~18:35
浅井 英二
アイティメディア株式会社
エグゼクティブプロデューサー
   
基調講演
18:35~19:15
企業における情報セキュリティとCSIRT

柄 登志彦 氏
 大成建設株式会社
 社長室 情報企画部長

標的型攻撃の高度化と、情報漏えい事故の影響の大規模化に伴って、予防・不正侵入防止を基本とした従来型の情報セキュリティ施策だけではもはや不十分である。むしろ不正侵入等のインシデント発生を前提とし、情報漏えいによる被害を最小限に抑えることを目的とした新たな施策・組織が必要となっており、その代表的なものがCSIRT(Computer Security Incident Response Team)である。大成建設で2013年から設置しているTaisei-SIRTについて、設置のポイントとその評価を紹介する。  
セッション
19:15~19:55
内部セグメンテーションファイアウォールで実現する、
いつでもどこでもセキュアなネットワーク


内藤 正規 氏
 フォーティネットジャパン株式会社
 技術本部
 シニアコンサルティングシステムズエンジニア

脅威が進化を続けても、シンプルで有効な手段は存在します。 わかりやすいセキュリティを緻密に割り当てることによる、容易な管理と素早いインシデント対応の両立。普段の運用から脅威の無力化まで、どんなシナリオにも適切に対応するソリューション、内部セグメンテーションファイアウォールの考え方と、それを構成する製品をご紹介します。  
情報交換会
19:55~
* 軽食とお飲物をご用意しております

※登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。