さまざまな顧客接点を生かし、得られた洞察を基に顧客とより良い関係を築こうとする「ビジネスのデジタル化」が急速に進もうとしています。

北米では、UberやAirbnbといった「ディスラプター」がゲームのルールを変え、既存事業者のビジネスを破壊するなど、経営を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。そこでは、かつてないスピードで浸透したスマートフォンを活用するのはもちろん、それを介して提供される優れた顧客体験がカギを握ることは言うまでもありません。

国内の音楽配信サービスを牽引し、携帯電話向け・スマートフォン向けに音楽配信サービスを拡充してきたレコチョクは、2001年の創業から15年もの長きにわたり、大容量化するコンテンツを配信する最先端のテクノロジーによって常に新たな音楽の楽しみ方を提案してきた、デジタル化の先駆者的存在です。

ITmediaエグゼクティブ勉強会では、レコチョクでCTOを務める稲荷幹夫執行役員をお招きし、「ビジネス変革」に対し最新技術の積極的な投入などシステム面での支えと、それに伴うコンテンツ配信におけるテクノロジーの課題について議論していきます。


基調講演 講師プロフィール

株式会社レコチョク
執行役員CTO
稲荷 幹夫 氏

慶應義塾大学院卒業後、アクセンチュア株式会社へ入社。iモードの立ち上げ当初からモバイルコンテンツに深く関わる。その後、株式会社サイバードCTOを経て、2012年にレコチョクへ入社。CTOとして、AWS移行等最新技術を積極的に取り入れ、新しい音楽の届け方を、システムの側面よりサポートしている。


対象者

一般事業会社および官公庁団体における経営層/CEO/CFO/事業部門長 課長/経営企画部長 課長/情報システム部門長 課長

※協賛企業の競合企業にお勤めの方、個人の方のお申し込みはお断りすることがございます。
※IT関連企業の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
※申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。


講演プログラム

受付
18:00~18:30
 
開会挨拶
18:30~18:35
浅井 英二
アイティメディア株式会社
エグゼクティブプロデューサー
   
基調講演
18:35~19:15
レコチョクのビジネス変革、求められたのはインフラのスピードと柔軟さ

国内の音楽配信サービスを牽引してきたレコチョク。
スマートフォンの登場と普及によって、同社のビジネスは「定額制」へ軸足を移すなか、大きな転換を遂げつつあります。
450万曲という取扱い楽曲は新たに参入した海外系サービスの数千万曲という楽曲との競争も激しさを増し、また、ストリーミング再生が主流となるなか、システムインフラ、そしてネットワークインフラの再構築も急務となりました。
レコチョクは、クラウドへの全面移行とネットワークの刷新を決断、「ビジネス変革」を技術面で支えるとともに、同社が目指す新しい音楽の楽しみ方を創造する基盤づくりを推進しています。


稲荷 幹夫 氏
株式会社レコチョク
執行役員CTO

 
セッション
19:15~19:55
ユーザー体験の向上と配信テクノロジーの関連性
― ライムライトの次世代CDNサービスとは? ―


大量化するコンテンツを多様化するデバイスへの配信において、いかに快適かつセキュアに行うかという課題に昨今多くの企業が頭を悩ませています。本講演では、これらの課題に対するタイムライトの解を、市場動向と特徴あるテクノロジーの裏付けを含めて説明いたします。


田所 隆幸 氏
ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社
日本法人代表

 
情報交換会
20:00~
* 軽食とお飲物をご用意しております

※登壇者、タイムテーブルが変更になる場合がございます。予めご了承ください。